2013年 06月 04日
週間天気予報とにらめっこしておとずれた休日、もちろん予報は晴れ 数人集まればテンションも上がってくるので今回は長丁場のコースをセレクト^^ 九重連山きってのロングコース 大曲P~スガモリ峠~北千里~法華院温泉山荘~坊ヶツル~段原~大船山~北大船山~大戸越~平治岳~坊ヶツル~雨ヶ池~長者原 「全行程で10時間は想定しといてください」と言い稜線をかすめる霧を見ながら大曲をスタート!! スガモリ峠にあった有人小屋のバンダナを首に巻いていたので、20年ぶり?の里帰りを果たした鐘の下で記念撮影^^ 中学生の頃行った登山や以前の大船登山では賑わっていた"スガモリ小屋"小屋の番人が去った後、今の避難小屋へと変わってしまった やはり往時の事を知っている以上ここを訪れると少し寂しい気持ちになる 小屋の傍らに咲いていた名物?の"オダマキ"が今年も花を咲かせていた 居合わせた山ガールが「かわいい花が咲いてるよ~」とデジカメを覗いていた 当時の番人に代わってスガモリを訪れる登山者にその小さな花はエールを送っているようにも思えた こことこの後の坊ヶツルとの対比が心地よい気分転換になります 三俣の山腹の崖にもピンクのミヤマキリシマが沢山見える 法華院温泉と坊ヶツルが眼下に広がっているが大船山の頂はガスの中、願うばかりである 法華院温泉に到着かと思われたところに落とし穴が待ち受けていた... 砂防を作る為に車両が通行できるようコンクリートをうってある区間で砂利が浮いており痛恨のスリップ!! おかげで左膝付近の筋を痛めてしまった、まだ行程は前半にもかかわらず...ヤバい気分になってしまった(*_*) 今日は小休止してスルーでした^^ フラットな草原、湿原はまさに山中の桃源郷であります、見上げれば...振り返れば...って言いたいとこでしたが 頂は濃いガスに包まれたまま、しかし昨日の雨で不純物質(PM2.5など)等は洗い流されクリアに見える山腹の景色が印象的でした 今日もいくつかのカラフルなテントの花が咲いていました、分厚いハムを焼きBEERをグイッとやりたくなりますね!! 束の間の天国か平和かを享受された坊ヶツルを経て大船山へと等高線を稼ぎ始める、高度差は500mと本日のハイライトか? 稜線になる"段原"までは膝の痛みが増大し辛抱を強いられるような登りが続きました(^^ゞ 勾配がきつくなるにつれ皆の会話も少なくなってきた、頭の中で繰り返されるBGMは「daft punk Get Lucky」♪♪ 頂上まで行っても霧の中で何も見えないとわかっていても、初めてこの山に登る方がいるならば 頂をハントするのが一番意義のある事である、やはり九重連山の№2は意味を持っているはずだ 山頂で昼食を摂り、しばしの休憩、時より頭上に青空を垣間見るが眺望は終始無かった... 「また来いよ!!」と大船に言われたような気分で頂上を後にした ミヤマキリシマの株を掻き分けるようにトレイルは続く 大戸越へ下る頃霧が晴れピンクに染まる平治岳が姿を現した、私たちを迎え入れるように... これこそGet Lucky!! ここまで来たなら~「いつ登るの?今でしょ!!」 昨年も来たけど、今年も良かった(^^♪ミヤマキリシマに圧巻されてしまいます 二つの独立峰を登り皆疲れが出てきた様子、私はマルさんからもらったカロナールのおかげで膝痛もだいぶ鎮痛できた 「助かりました」m(__)m 帰りは坊ヶツルから雨ヶ池コースで長者原をめざしました 朝8時に出発し今の時間は18時、やっぱり10時間の長丁場「ロングトレイル」になってしまった^^ 荒涼としたガレ場や草原、急な登りに雲上のお花畑、硫黄吹き出す火口に原始の森... 「遊歩大全」コリン.フレッチャーの世界感に通じるような大自然を肌で足で感じる九重連山の旅だったのではないでしょうか? ブログを書きながら、まだ下半身が筋肉痛で一日経っても程よい充実感を醸し出してくれています、勿論Get Luckyを聴きながら~^^
by ffbunka
| 2013-06-04 23:18
| Mountaineering
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